中1の一次方程式、中2の等式変形の基本をマスターしよう
方程式が解けるようになるかどうかは、「移項」を正しく理解しているかでほぼ決まります。ここでは移項の仕組みから、分数を含む方程式までを順に説明します。
移項は「=の反対側へ項を移すと符号が変わる」というルールですが、本当は両辺に同じ数をたしている(ひいている)だけです。
例題 x + 3 = 8
この「左辺の +3 が、右辺で −3 になって現れる」動きを、短く書いたものが移項です。
例題 3x − 4 = 11 を解きなさい。
答え x = 5
例題 5x − 2 = 2x + 7 を解きなさい。
答え x = 3
つまずきやすい点:移項したのに符号を変え忘れる間違いが圧倒的に多いところです。「=をまたいだら符号が変わる」を、動かすたびに声に出して確認してください。
例題 2(x − 3) = x + 1 を解きなさい。
答え x = 7
例題 x2 + 1 = x3 + 2 を解きなさい。
答え x = 6
つまずきやすい点:分数のついた項だけにかけて、+1 にかけ忘れる間違いが多いところです。かけるのは「すべての項」です。
例題 2a + b = 10 を b について解きなさい。
求めたい文字だけを左辺に残し、それ以外を移項します。
答え b = 10 − 2a
上のアプリでは、項を指でつかんで=をまたがせると符号が反転します。手を動かすと仕組みが体でわかります。
「移項マスター」は、一次方程式の「移項」を、項をドラッグして等号を越える操作で体感的に理解できるアプリです。符号が反転する仕組みが視覚的に伝わるため、つまずきやすい移項の概念を直感で身につけられます。中学1年生・2年生の数学導入に。